医療事務の職場(調剤薬局編)

医療事務の職場(調剤薬局編)

医療事務の魅力を徹底解剖します

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調剤薬局で働く医療事務の仕事は


医療事務の役割は


医療事務の仕事の流れは


薬局と薬店の違いって何?


調剤薬局で働く医療事務の仕事は

これまで診察をしてもらった医療機関で薬を処方してもらう「院内処方」という形式が一般的だったのですが、厚生労働省の推進によって現在では患者が病院や診療所発行の処方箋を調剤薬局に持参して、そこで調剤をしてもらうという「院外処方」定着しつつあります。2003年の段階でその割合は全国平均で50.6%ですから、約半数以上が「院外処方」になっているというわけです。 この現状の中には、政府の国民医療費抑制政策である薬価引き下げの影響を受けた中小規模の薬局・薬店の経営環境が厳しくなっているという事情もあるのですが、それよりも、調剤薬局をフランチャイズ展開する薬局大手やドラッグストアが拡大する試乗の受け皿となり急成長を遂げている事が大きく影響していると言えます。従来の調剤薬局では薬剤師が1.2名、事務職員が1.6名という人員構成が平均的だったのですが、そういったドラッグストアの調剤薬局では1店舗に4名もの事務職員が配属されているケースもあり、薬剤師と同時に医療事務の採用枠が広がっているため、医療事務の職場として調剤薬局は注目すべき場所でしょう。

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医療事務の役割は

調剤薬局では、薬剤師または事務職員の2つの役割が存在します。小規模調剤薬局か、ドラッグストアなどの大手店舗か、にもよりますが通常は薬剤師が担当する「調剤部門」と、医療事務が担当する「事務部門」にわかれます。 れっきとした医療機関でありながらも病棟などではなく「店舗」という形態であるところに特徴があるのが調剤薬局。ですから、患者に対しての「接客サービス」という視点がどの医療事務現場よりも色濃いと言えます。実際に、医療事務で採用されても店舗販売員として配属されるというパターンもありえます。 そして、病院や診療所と同じくレセプト業務が重要なのですが、調剤薬局の場合は薬品の調剤や患者に対する服薬指導を行う薬剤師の助手としてそれに伴う処方箋の受付や患者情報の入力、といった業務も担うため、その中でも調剤報酬という分野に対する専門性が求められます。

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医療事務の仕事の流れは

● 処方箋の受け取り
初回来局の患者かどうかを確認して、受け取った処方箋の有効期限についてもチェックします。

● 新患の受付
初回来局であった場合は、病院のカルテにあたる薬歴簿を新規作成し、基本情報や現在の服薬状況、副作用の有無などを確認します。これらはアンケート形式で聞き取る方法が一般的です。

● 再来の受付
再来の場合は、薬歴簿に基づいて保険証のチェックを行います。薬剤師によって飲み合わせの確認や患者の体質にあっているかどうかのチェックなども行われます。また、高齢者や乳幼児の場合は公的負担医療であるため、地域によっての取扱いの違いなどから自己負担額にも変更が出るため、留意する必要があります。

● 処方の入力
薬剤師による確認が済んだ処方箋をコンピュータに入力し、調剤録を作成します。薬品名は同じ商品名であっても規格が異なると効能や金額が違うこともあるため、細心の注意が必要です。処方の入力が済むとその処方箋を元に薬剤師が調剤し、内容についての確認が行われた後、患者に手渡されます。

● 薬歴簿の記入
服薬指導が薬剤師によって行われると、処方箋に基づいて処方内容を薬歴簿に記入します。記入後に、調剤報酬を算定し、患者の自己負担分の清算をします。

● レセプトの作成と請求
1ケ月分の調剤報酬を提出先の審査支払機関ごとにまとめるレセプト業務を行います。これは病院での医療事務業務と同じく、月末月初に忙しくなるものです。

●その他
薬袋や薬札の準備、店舗内の掃除や薬品の棚卸といった業務が加わることもあります。会計については、服薬指導と一緒に薬剤師が行う場合もあります。



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薬局と薬店の違いって何?

薬局は調剤ができ、薬店は調剤ができない、というのが大別の基準です。また、薬局の中では「保険薬局」「保険調剤」「基準薬局」「処方箋受付」といった表示があり保険薬剤師がいる保険薬局と、健康保険を使って調剤できる許可はないものに分かれます。薬店は、薬剤師がいる一般販売業、知事が指定した薬のみを販売できる配置販売業(薬剤師、店舗がなくてもOK)、薬剤師がいなくてもよいが大臣指定医薬品以外は販売可能な薬種商販売業、指定されたもののみ販売可能で、薬剤師がいなくてもよい特例販売業、に分かれます。

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